中森 博文
自由民主党
名張市選出
名張市選出
生コンなどの主要資材高騰に伴う適切な積算、契約の対応
問 公共工事の積算価格に大きく影響する生コンなどの主要資材の高騰に対し、タイムラグなく、発注・契約単価を実勢価格に変更すべきと考えますがいかがですか。また、インフレスライドによる請負額変更時の受注者負担の軽減について、国へ要望する必要があると考えますがいかがですか。
答 資材の設計単価については、物価調査機関が毎月発行する書籍等に掲載のある資材は、毎月、最新単価に更新するとともに、未掲載の単価の内、生コンなどの主要資材については県独自で毎月調査し、５％以上の変動があった場合に見直しています。また、スライド条項にかかる受注者負担の軽減については、建設業界からも要望があるため、国に対してマニュアルの見直しを求めていきます。
その他の質問事項
〇発想の転換！ 本庁舎のおもいやり駐車場の上屋の設置について
〇伝統的木造建築物にかかる建築確認申請手続きについて ほか
用語解説
インフレスライド
建設工事請負契約書第２６条第６項に基づき、「予期することのできない特別の事情により、工期内に日本国内において急激なインフレーション又はデフレーションを生じ、請負代金額が著しく不適当となったとき」に、請負代金額の変更を請求できる措置のことです。
県は、国が定める運用マニュアル（案）を準用しており、そこには請負代金額の変更にあたっては、残工事費の変動額のうち、残工事の請負代金額の１％を受注者が負担することとされています。