問 麻薬成分がほとんどなく薬物として乱用される心配や危険性がない産業用大麻は、無農薬で栽培できるため環境負荷が低く、成長が早いためCO2の吸収・固定化効果が高いことに加えて、その繊維はさまざまな素材の代替となり得ます。非常に高い将来性と可能性がある産業用大麻の振興について、今後どのように取り組んでいくのか、県の考えをお聞かせください。
答 産業用大麻などの植物由来の素材の活用が進むことを脱炭素化に向けたチャンスと捉え、環境や社会への配慮に前向きに取り組む事業者に対して技術開発面での支援等に取り組みます。
また、大麻栽培に関する法改正等の動きを注視しつつ、栽培農家の要望に丁寧に対応していきます。
GX(グリーン・トランスフォーメーション)
Green Transformation の略称で、化石燃料に頼らずに太陽光などのクリーンエネルギーを活用していくための変革や、その実現に向けた活動のことです。