問 地球温暖化などの気候変動や黒潮大蛇行の影響を受けて、伊勢湾の海水温が上昇し、潮位にも上昇がみられる中で、アオサノリ養殖業者はノリ網を張り出す時期を遅らせたり、ノリ網の高さを調整したりするなど、懸命に対応しています。漁場環境の変化に適応したアオサノリ養殖業の振興に向けて、県はどのように取り組むのかお聞かせください。
答 県では、漁業関係者や市町と連携し、養殖網に確実に種つけができる技術の開発や、伊勢湾内に設置した複数のICTブイによる海水温や潮位のリアルタイム配信等に取り組んでいます。引き続き、これらの取り組みを着実に進めることで、生産量全国第1位を誇る本県アオサノリ養殖業の振興を図っていきます。