問 新型コロナウイルス感染症の第5波も収束に向かい、9月末に緊急事態宣言は終了しましたが、第6波は必ず来ると言われています。そこで大切なのが「保健所の充実」、「検査体制の充実」、「療養体制の充実」、「医療体制の充実」、そして「将来に対する備え」だと考えます。
感染症の大発生に備えるため、自然災害対策と同様に、感染拡大を見据えた「感染症タイムライン」の構築が必要だと思いますが、知事の考えをお聞かせください。
答 新型コロナウイルス感染症については、国の指標に準じたモニタリング指標を作成して対策を実施しているところです。
今後は、新たに「感染拡大防止アラート」を発出し、感染状況に応じて迅速に対応できる仕組みを検討します。なお、今後予想される第6波に備え、これまでの対策を検証し、感染拡大のフェーズを意識しながら、今後の対策を大綱として取りまとめたいと考えています。
感染拡大防止アラート
感染拡大の兆候を早期に察知するため、これまでの感染状況を踏まえ「新規感染者数が2日連続で17人以上」という基準に達したときに警戒を呼びかけるものです。