問 戦後75年がたち、多くの人々から戦争の記憶がなくなり、悲惨な体験をした人たちも少なくなっています。そのような状況の中、子どもたちに教える立場にある教員、そして教育委員会の姿勢というものがとても大事であると思います。戦争について次の世代に伝えていく平和教育への思い、そして今どのように平和教育が行われているのか、教育長の考えをお聞かせください。
答 戦争の悲惨さに学び、平和の大切さ、命の尊さを考える機会を通して、国際社会の平和と発展のために行動できる子どもたちを育んでいくことは、教育の重要な役割です。県教育委員会では、引き続き、各学校において、平和の大切さや命の尊さについて思いを深める取り組みを、市町教育委員会と連携して進めていきます。