問 不登校の児童生徒を将来、ひきこもりの状態にしないためには、在学中から福祉機関や社会とつなぐ役割にスクールソーシャルワーカーやスクールカウンセラーによる支援が有効だと考えます。どの機関にもつながっていない児童生徒はどれくらいいるのでしょうか。ソーシャルワーカーの拡充・配置等、つなぐ取り組みが大事だと考えますが県の考えをお聞かせください。
答 平成30年度に90日以上欠席し、教員以外にどの相談機関ともつながっていない児童生徒は不登校全体の14.4%です。そこで、本年度から新たにスクールソーシャルワーカー等による訪問型支援を始めました。児童生徒の状況や希望する支援内容の把握、専門的な相談などを行い、社会とのつながりをもてるようにしていくことを目指しています。
ヤングケアラー
厚生労働省が実施した実態調査では、年齢や成長の度合いに見合わない重い責任や負担を負って、本来、大人が担うような家族の介護や世話をすることで、自らの育ちや教育に影響を及ぼしている18歳未満の子どものことです。