主な対応や取り組み
三重県議会では、新型コロナウイルス感染症対策に関するさまざまな取り組みを行いました。
令和2年度三重県一般会計補正予算を早急に審議・可決
4月24日、第1回緊急会議を開催し、新型コロナウイルス感染症に関する「三重県緊急総合対策」を速やかに実行するための補正予算約113億円(※1)を、また5月14日の第2回緊急会議では、新型コロナウイルス感染症拡大阻止に向けた「三重県緊急事態措置ver .2」を速やかに実行するための補正予算約1億円(※2)を審議・可決しました。
※1 感染症拡大阻止協力金、感染症拡大防止にかかる宿泊予約延期協力金、医療提供体制の整備に要する経費等
※2 感染症拡大防止にかかる本県への来県延期協力金
三重県議会災害対策会議の開催
新型コロナウイルス感染症に的確に対応していくため、次のとおり三重県議会災害対策会議を開催しました。
4月17日、議員としての対応等について協議し、「感染防止対策の徹底」、「速やかな参集」、「不要不急の外出の自粛」、「人権侵害や誹謗中傷等の根絶」の4点を決定しました。
4月21日、知事が前日に発表した「三重県緊急事態措置」について県当局から説明を受け、施設への休業協力要請や感染症拡大阻止協力金の詳細等について質問しました。
4月24日、これまでの代表者会議や議会運営委員会での決定事項を整理し、「三重県議会新型コロナウイルス感染症対応方針」を定めました。
5月8日、知事が5月5日に発表した「三重県緊急事態措置ver.2」について県当局から説明を受け、緊急事態措置の緩和に関する検討や新たに創設する補助金の詳細等についての質問を行いました。
5月13日、6月定例月会議の一般質問の在り方や常任委員会等の県内外調査の実施等について検討しました。
5月20日、新しい正副議長のもと、5月14日に本県が新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言の対象地域から除外されたこと等を踏まえ、議会の対応方針を見直しました。
5月29日、知事が5月26日に発表した「新型コロナウイルス感染症拡大防止に向けた『三重県指針』ver.2」について県当局から説明を受け、この指針を踏まえた「三重県議会新型コロナウイルス感染症対応方針」を見直しました。なお、全都道府県において緊急事態宣言が解除されたことなどから、今後の災害対策会議は必要な場合に開催することとなりました。
政務活動費の減額を決定
5月13日、代表者会議を開催し、「政務活動費」を令和2年7月から令和3年6月までの間、45%減額(既に30%減額しているところに15%を上乗せして減額)することを決定し、当日中に正副議長が知事にその旨を伝えるとともに、減額により生じる約3千万円を医療対策や福祉対策の充実に役立てていただくよう申し入れを行いました。
※ 新型コロナウイルス感染症に関する最新の情報は県議会および三重県のホームページでご確認ください。