問 観光振興基本計画の中には、「三重ならではの価値」を生かし、「三重に行かなければ味わうことのできない」新たな価値=ブランドと記載されています。私は、「三重ならではの価値」とは、三重の持つ長い歴史と文化の中で培われてきたものを大切にすることであり、「三重に行かなければ味わうことのできない」新たな価値は、三重に以前からあるものを大切にしながら三重にしかない価値を生み出すことと考えます。一方、ⅠRはこれらの考え方と相容れないと考えますが、県の考えをお聞かせください。
答 本県には、日本の文化聖地とも言える文化・伝統、美しい自然、古来から御食国(みけつくに)と謳(うた)われた豊かな食、その魅力を引き出す知恵と技術等が数多くあります。そういった三重の強みを最大限引き出す取り組みが「三重に行かなければ味わうことのできない」新たな価値であり、それを創出することで、三重の観光のブランド力を高め「三重に行ってよかった、また三重に行きたい」と思ってもらえるよう、しっかり取り組んでいきます。