問 真珠は本県の地域経済を支える重要産業であり、三重の顔として国内外にその美しさを発信してきました。そのような中、令和元年7月に発生したアコヤガイの大量へい死により、今後の真珠生産への影響が懸念されています。一方で来年、太平洋・島サミットが開催されるなど真珠業界にとって良いニュースもあります。真珠振興における県の役割は非常に大きいと思いますが、アコヤガイ大量へい死の原因究明や真珠の魅力発信にどのように取り組んでいくのかお聞かせください。
答 令和2年度からは、これまでの取り組みに加え、水産研究所の体制強化や、関係者と連携したへい死等の原因究明等に取り組んでいきます。へい死等への対応については、一つ一つの課題を丁寧に検討しつつ、真珠養殖業者の皆さんに寄り添い、しっかりと取り組むとともに、太平洋・島サミット開催の機会を捉え、真珠の国内外への魅力発信に官民挙げて全力で取り組んでいきます。