問 地球温暖化対策は、国家間レベルで話し合う大きな問題であると同時に、私たち一人ひとりが温暖化の現状や対策への理解を深め、真剣に取り組まないと決して前には進まない問題です。三重県は令和元年12月に、2050年までに県域からの温室効果ガスの排出実質ゼロを目指すことを趣旨とする脱炭素宣言を行いました。県としては今後、地球温暖化対策にどのように取り組んでいくのかお聞かせください。
答 脱炭素社会の実現に向けて、あらゆる主体がオール三重で再生可能エネルギーの導入・利用や資源利用の高効率化などの取り組みを進めるとともに、技術やライフスタイルなどのイノベーションを促進していくことが重要です。そのため、県としては今後、2030年度を目標とする「三重県地球温暖化対策総合計画(仮称)」を策定するほか、県民、事業者、行政などで構成する「ミッションゼロ2050みえ推進チーム(仮称)」を立ち上げ、その後の主体的な取り組みにつなげてまいります。