問 平成の時代に起こったあらゆることの中から、時代に応じて変えるべきもの、変えてはならないもの、いわゆる「不易流行」の観点から、まさに今、今後の県政を考える「歴史の転換点」にあると思います。そこで、三重県のさらなる発展と県民幸福度の一層の向上を図るうえで、新しい時代に何を残し、どのように変化していくべきか、知事の考えをお聞かせください。
答 平成の次の時代に残すものとしては、特に、三重県の持つ力をしっかりと継承していくことが大事です。一方、県民の皆さんが一層豊かさを感じていただける変革の促進などが必要と考えています。今こそ、変えるものと変えないものの両方をしっかりと見つめていくことが大事だと思います。
不易流行
いつまでも変わらない本質的なものの中にも新しい変化を取り入れていくことで、松尾芭蕉の俳句の理念の一つです。
地籍調査
国土調査法に基づき、市町が主体となって、一筆ごとの土地の所有者、地番、地目を確認し、境界位置と面積を測量する調査のことです。