問 リニア中央新幹線の開業で、三大都市圏が約1時間で結ばれることによるスーパー・メガリージョンの形成が期待されており、その効果を最大化し、波及させる必要性を踏まえ、国や地方公共団体等が共通ビジョンの構築を図る「スーパー・メガリージョン構想検討会」が設置されています。今年7月、検討会は「中間とりまとめ」を発表しましたが、知事はどのように受け止めているのかお聞きします。
答 「中間とりまとめ」は、地方の主張を踏まえたものであり、国づくり、地域づくりを共に進めていく上での新たな一歩として期待しているところです。本県としては、引き続き、検討会での意見交換や、提言等を行うとともに、国の施策を活用しながら、県内各地域の自立的かつ持続的な活性化を図っていきたいと考えています。
スーパー・メガリージョン構想
リニア中央新幹線によって、東京・名古屋・大阪の三大都市圏がそれぞれの特色を発揮しつつ一体化することで、世界からヒト、モノ、カネ、情報を引き付け、世界を先導する大交流リニア都市圏を形成しようとする計画のことです。