問 平成26年に「みえ森と緑の県民税」が導入されましたが、近年の災害の発生状況を見ても英断だと評価でき、また一定の成果も出ていると考えています。一方で、市町や団体等からは「もっと市町が使いやすい事業にすべき」といったさまざまな意見をいただいています。税導入からこれまでの成果の総括、そして見直しを踏まえた次期制度の方向性について知事にお聞きします。
答 県民税導入により「災害に強い森林づくり」等の取り組みが本格化しており、県民の安全・安心の確保には大変重要と考えています。近年の台風や豪雨災害を踏まえると、防災・減災対策の充実・強化が最優先課題であるため、一部見直した上で、平成31年度以降も県民税を継続し、県民の皆さんと共にしっかりと取り組んでいきます。
みえ森と緑の県民税
「災害に強い森林づくり」と「県民全体で森林を支える社会づくり」の施策を進める財源として、平成26年度から三重県で導入された税金で、導入から5年ごとに評価・検証を行うこととしています。