問 本県の財政状況は、経常的支出の構造的な要因により極めて硬直化し、依然として深刻な状況にあります。県は「経常収支比率の改善」を目標の一つに掲げ、構造的見直しに取り組んでいるところですが、財政状況が厳しい中でも、県民の皆さんが将来に夢や希望を抱けるよう、必要な取り組みに果断に予算措置をしていくためには、やはり経常的支出の抑制が大事だと考えます。そこで、持続可能な財政運営と夢のある予算編成の両立に向け、知事の思いをお聞きします。
答 経常的支出の規模の妥当性を評価する「経常収支適正度」の数値は着実に改善していますが、社会保障関係経費等の増加が見込まれる中、経常的収入のさらなる確保と経常的支出の抜本的な見直しを一層徹底してまいります。一方で、真に必要な投資は時期を逸することなく進めることが必要です。今後は、財政健全化に向けた取り組みを着実に進めるとともに、夢や希望につながる取り組みに対して的確に対応できるよう努めていきます
地方創生
東京一極集中を是正し、地方の人口減少に歯止めをかけ、日本全体の活力を上げることを目的とした政策のことです。