問 平成30年度当初予算においては、引き続き厳しい財政状況の中、「県債管理基金への積立の見送り」と「企業庁からの借入金の返済期間の変更」といった二つの財源不足対策を実施することで県民サービスの低下を回避しながら必要な事業費を確保されました。そこで、これらの財源不足対策による今後の財政運営への影響等について聞かせてください。
答 県債管理基金への積み立ての見送りにより、直ちに県債の償還が困難となることはありませんが、「三重県財政の健全化に向けた集中取組」で取り組むとしている公債費や総人件費の抑制等を着実に進め、歳出構造を改善させていく中で、後年度に改めて積み立てる必要があります。また、企業庁からの借入金の返済期間の変更については、企業庁としても、どのような影響があるのか慎重に検討した上で受け入れていただいたものと聞いています。