問 現在、県では自然災害に対し、被害を最小限に抑えるために「三重県防災・減災対策行動計画」や「三重県広域受援計画」の策定が進められていますが、これらの計画の推進に向けた考えを聞かせてください。また、長い海岸線を持つ三重県としては、海岸堤防の整備は非常に重要な課題であり、各地域の特徴にあわせた対策を進めていく必要があります。各地域の海岸堤防の整備をどのような方針で進めていくのかお聞かせください。
答 「三重県防災・減災対策行動計画」では、災害に強い三重づくりを目指して、みえ防災・減災センターや津地方気象台、市町、県が連携した「共助」の取り組みの活性化や、農地等の浸水被害防止のための排水機場の整備等に取り組むこととしています。「三重県広域受援計画」では、大規模災害に備えて、人的・物的支援を円滑に受け入れる体制の構築を目指します。また、海岸堤防の整備については、堤防の沈下や崩壊の防止、嵩上げ等地域の特性にあわせた対策に取り組んでいます。