問 発達障害者支援法の施行から12年が経過し、その間、自閉症・アスペルガー症候群・学習障がいなどの発達障がいへの関心が高まり、子どもの行動に関する相談件数が多くなっています。そこで学習障がいの可能性のある子どもに対し、就学前から学齢期へと切れ目のない支援ができているのかお聞きします。また、ディスレクシアの可能性のある児童生徒への支援についてお聞きします。
答 特別な支援が必要な子どもに切れ目のない支援を実施できるよう、必要な支援情報を校種間で引き継ぐことができるパーソナルカルテの活用を平成24年度から進めています。また、ディスレクシアについては、文字の読み書きの困難さに気づいた段階で個別の指導計画を作成し、子どもの状況に応じた支援を行っています。