三谷 哲央 議員

三谷 哲央

新政みえ
桑名市・桑名郡選出
来年度も「平和のつどい」の開催を

 平成30年度の三重県経営方針(案)は、29年度にはあった平和への想いを一層深めてもらう機会となる「平和のつどい」の開催についての記載がありません。「平和のつどい」は極めて高い評価を受けた事業であったと理解しています。東アジアでの緊張が高まる中、今一度、平和の尊さを考える重要な時期であり、「平和のつどい」を継続的に開催すべきと考えますが、県の考えを聞かせてください。

 戦後70年以上が経過し、戦後生まれの県民の方が8割を超えていることから、戦争の悲惨な実態と教訓が風化することが懸念されます。そのため、今後も戦争の悲惨さと平和の尊さを伝える機会づくりに取り組んでいく必要があります。来年度は今年度開催した「平和のつどい」の成果をふまえ、引き続き、被爆地広島との連携した取り組みや戦争体験を聞く場を設けることなど、今後検討を進めていきます。


今年開かれた「平和のつどい」今年開かれた「平和のつどい」

その他の質問事項
○「科学的特性マップ」について
水銀に関する水俣条約について ほか


用語解説

科学的特性マップ

 原子力発電に伴って発生する「高レベル放射性廃棄物」は、放射能レベルが十分に減衰するまでに非常に長い時間を要する放射性物質が含まれるため、地下深くの安定した岩盤に埋設する「地層処分」が検討されています。
 「地層処分」を行う場所を選ぶ際に、どのような科学的特性を考慮する必要があるのか、それらは日本全国にどのように分布しているのか、といったことを既存の全国データに基づき、一定の要件・基準に従って客観的に整理し、マップの形で示したものです。

水銀に関する水俣条約

 水銀の一次採掘から貿易、水銀添加製品や製造工程での水銀利用、大気への排出や水・土壌への放出、水銀廃棄物に至るまで、水銀が人の健康や環境に与えるリスクを低減するための包括的な規制を定める条約のことです。


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