問 31年前に制定された半島振興法には、地理的条件のため大きな課題を抱えている地域に対して、広域的かつ総合的な対策を実施するとありますが、同法によるこれまでの紀伊半島地域での取り組みの成果と課題をどのように捉え、今後どのように対応していくつもりですか。また、紀伊半島地域の道路整備の取り組み状況についても聞かせてください。
答 県南部地域では、熊野尾鷲道路等の整備が進み、アクセスが向上しましたが、人口減少社会に突入し、地域の産業や集落機能の維持が困難な状況になりつつあります。県では、定住の促進や働く場の確保の取り組みを進めるとともに、紀勢線の全線供用に向けた国等への働きかけや、県管理道路の整備に努めます。