問 子どもの貧困の連鎖を断ち切るためには、子どもたちの学力保障が必要です。そのため、放課後・休日における学習支援を、地域による偏りがないように行うことが重要になりますが、県の取り組みや今後の方向性についてお聞かせください。また、学習支援の推進には人材確保が必要ですが、県が教員養成を担う大学との窓口になってはいかがでしょうか。
答 県では、生活困窮家庭や、ひとり親家庭の子どもを対象とした学習支援事業に取り組んでおり、今後は平成31年度までに全市町で支援事業が実施されるよう取り組んでいきます。 また、人材確保については、大学や市町と連携し、教員志望の学生を教育アシスタントとして学校に派遣する取り組みを行っています。
アウトリーチ(精神障がい者アウトリーチ推進事業)
アウトリーチとは英語で「手を伸ばすこと」を意味し、さまざまな場合に用いられますが、精神障がい者アウトリーチ推進事業では、入院という形に頼らず地域で生活することを前提として、在宅精神障がい者等の生活を、保健・医療・福祉の多職種チームによる訪問を中心とした活動により支援していくことを指します。