問 本県の財政はこれまでにない極めて厳しい状況にあるとの説明がありましたが、このような状況に至った原因等についてどのように認識していますか。また、平成29年度当初予算の要求基準によれば、政策的経費は同28年度当初予算額の55%以内で要求することとされていますが、防災・減災対策などの喫緊の課題や、福祉・教育・雇用・産業振興などの多種多様な行政ニーズに適切に対応するため、どのように予算編成を行っていくつもりなのか、聞かせてください。
答 歳入面では、地方交付税等の減額もあり一般財源収入が微増にとどまる一方、歳出面では、人件費・社会保障関係経費・公債費が増加し財政の硬直化が進んでいるため、「三重県財政の健全化に向けた集中取組(素案)」に基づき、歳出構造の抜本的見直し等を行います。平成29年度当初予算編成に向けては、喫緊の課題や県民ニーズの高いものなど、真に必要と考える支出については優先度を決めて対応し、メリハリのある予算を編成していきます。