問 国は土壌汚染対策法による土壌汚染対策の規制の緩和を検討しています。県では「三重県生活環境の保全に関する条例」により規制を上乗せし、一定規模の土地の形質変更を行う際に全国的に見ても厳しい規制を課しており、企業進出や設備投資の際に企業に大きな負担がかかっています。産業振興の観点からも、条例による規制の緩和が必要と考えますが、いかがですか。
答 企業誘致や投資促進のひとつの戦略が規制の合理化と考えていますが、安全に対する県民の厳しい目や、環境政策に取り組んできた歴史的経緯も勘案する必要があります。産業振興と環境政策のバランスをよく見て、国の対応も注視しながら、条例についても対応を検討していきます。