沖ノ鳥島の現状視察

杉田 一男

 念願の沖ノ鳥島視察会がスタッフ伴せて198名参加のもと実施されました。国境離島小笠原村の行政区域であり日本の最南端にあたります。航海中に東海大学海洋学部教授の山田吉彦先生による「沖ノ鳥の重要性と活用法」の講演が2回行われ、小笠原から洋上約1,000kmの場所にある沖ノ鳥島の役割は日本の経済水域の3分の1を占めているという重要な島であり、この小さな沖ノ鳥島がいかに貴重であるかを実感しました。
 また、「鯨類と海鳥のガイド」の講演もあり、航行中に出会ったクジラやイルカ、また12種類位見られたという海鳥等の紹介も行われました。夜は、星空観察会も開かれ久しぶりに夜空を見ました。
 東京都総務局行政部の御協力により沖ノ鳥島、南鳥島の国境離島に関するパネル展示、VR映像体験もされました。日本の何処の島よりも行く事の難しい沖ノ鳥島に行く事が出来た事に関係者の皆様に感謝いたします。

沖ノ鳥島
沖ノ鳥島