5月17日〜18日。日本側が英語で、米国側が日本語でスピーチを行っていた場面が鮮明な、実に85回も続いている下田黒船祭。歴史ある日米お互いのパートナーシップを大事にしたいという想いに溢れる内容の式典でした。私が強烈に惹かれたのは、戦前から続いている日米合同の祭という部分。戦争当時は6年間、この祭りは中断されましたが、お互いの信頼関係を重んじて再開し、続けてきたと感じられる深い祭でした。
今回、池田議長と平野議員と僕の3名でこの下田最大のお祭りの式典に出席してきました。江戸末期、鎖国の日本に開国を迫るペリー提督は、小笠原に寄った後に浦賀に向かいます。1854年、日米和親条約が結ばれ、200年以上続いた鎖国を破り、日本で最初に港を開いたのがこの下田。今年は開港170年という節目でした。
式典は日米と関係者で執り行われました。その後、下田の風情ある街並みを日米、そして地元の皆さんのパレードが盛り上げます!町を挙げての盛り上げムードでした。ペリー提督のご子孫も出席したこの祭り。小笠原も大いにご縁があるので、興味がある方はぜひ下田黒船祭へ!