問 御嶽山噴火警戒レベルはどうなっているか。
町長 活火山の噴火警戒レベルは、火山性地震、火山性微動、火口周辺の突起の三要素をもって気象庁が判断する。御嶽山の場合、突起の点で噴火レベル2のままでとどまっている。
問 今年度はビジターセンターも完成し登山客の増も期待できたが、現状では黒沢口から頂上へは行けない。仮にシーズン中に警戒レベルが1に下がった場合はどうなるのか。
危機管理室長 レベル1に下がった場合は黒沢口から剣ヶ峰までの登頂は可能となる。
問 まだコロナ感染が終息したわけではないが、日本も国際批判もありいよいよ他国に追随して外国人ツアー客の受入れを決定した。特に高齢者率が高い木曽町では町民の命を守るという点で何らかの対策を講じる必要があると思われるが。
観光商工課長 ちょうど先週末に外国人ツアー客の受入れに関するガイドラインが発表された。当面、感染対策を徹底するため、まずは、添乗員付きのツアー客に限定されている点など、発表されたガイドラインを木曽町も遵守することにより町民の命の安全を守りたい。
問 感染を防ぐためにマスク着用義務が非常に重要かと思われるが。
観光商工課長 当然ガイドラインに準じてマスク着用は旅行社を通じて遵守してもらう。
問 県内では高森町以外にも受入れを検討している市町村が多い。ウクライナはソバの一大生産地であり、当町でも受入れを検討できないか。
総務課長 現在、県内の30市町村が検討をしていることは当町でも把握している。今後状況を見極めながら慎重に検討したい。