冨永憲一

冨永とみなが 憲一けんいち


更なるコロナウイルス経済対策は

観光商工課長 新年度にも引き続き検討したい


 長野県の信州割スペシャル宿泊割の期間が4月28日まで延長された。町独自の「エール宿」もそれに準じて延長の可能性は。

観光商工課長 「エール宿」「エール会食」は国・県からの交付金を利用しているため、年度をまたぐことができず3月21日で終了。ただし、「エール宿」については2月末現在でまだ1600万円の利用枠があり、1人2回までの利用制限も外したため、より多くの県民の皆様の利用を期待したい。

 2月28日をもって終了した飲食応援券の利用率は。また町として効果を感じているか。

観光商工課長 現在の換金率が99%を超えており一定の消費活動の効果を上げることができたと感じている。

 コロナウイルスの新規感染者数、自宅待機者等を町民に対して周知する対策を検討してほしいが可能性は。

危機管理室長 新規感染者数及び自宅待機者数の見える化について、新規感染者数は夕方のニュース、県のホームページで確認できるが、療養者・自宅待機者数は個人情報保護の関係で保健所からの情報入手が困難な状況である。

 飲食店に見回り隊を派遣して状況把握を行ったらどうか。

観光商工課長 以前、県振興局と飲食店の個別訪問を実施したが、タイミングが合わない場合が多かった。今後は事業者が交付金の申請等で窓口に来られる際に状況把握に努めたい。

 燃料費の高騰について、これ以上値上げが続く場合に町の考えは。

観光商工課長 現在、国で燃料元売り業者に補助金を交付しており、更なる支給額の上限の拡大を図っていくという報道もある。まずは国の施策を注視して今後、町として何ができるか検討したい。



ガソリン価格高騰
ガソリン価格高騰