日本共産党

中上さち子

藤田 茉里

皿海 ふみ

公共交通について ほか

 今後の公共交通のあり方について、「ゆうゆうバスの廃止前提で新たな外出支援等を検討する」との考えに至った経緯は。

 「路線バス撤退の可能性として重複する無料バスがある事や、外出支援は既存及び新たな支援策で可能」とする地域公共交通検討委員会の答申を受け止めたものである。

意見 バス重複の課題は南部地域のみ。重複がない倉治郡津コースの廃止は納得できない。地域の声を聞かず代替え案も示さず、廃止ありきは見直しを。

ゆうゆうバスゆうゆうバス
就学援助の対象の拡大を

 本市では就学援助は「持ち家」「借家」に分けて認定基準を設定し「持ち家」は厳しい基準となっている。お金の心配なく教育が受けられるよう見直し、対象を拡大すべき。

 「持ち家」は財産であるから分けている。

意見 就学援助の認定率は下がっている。「持ち家」「借家」区分の見直しを求める。

市役所庁舎の整備について

 市役所移転先として、庁舎整備基本構想策定委員会では、いきいきランド敷地内に建てる案が優位であるが、議論の状況は。

 いきいきランド敷地内に建設する場合は、駅からの距離が課題であるが、新たな用地の取得が必要なく、災害時の緊急交通路に隣接することなどから、優位性が高いと議論されている。

意見 交通手段の確保や、他の案(ゆうゆうセンター周辺)との費用比較など、市民が納得できる説明が必要である。

 青年の家の建物を廃止し、新庁舎に複合化して整備する計画は、駐車場整備等も含め、莫大な事業費になることが危惧される。地域の避難所でもある青年の家を廃止せず改修して継続することや、市役所別館など既存施設を最大限活用することを検討すべきでは。

 既存施設の有効活用も検討しながら、庁舎整備基本構想で考え方を示す。

公立あまだのみや幼児園の民営化について

 来年度4月新園舎開所予定だが未だ大阪府開発許可が下りていない。スケジュールは変更しないのか。

 許可が下りたら工事を進め、移管法人とも園舎建設に向け協議を進める。

意見 予定が大幅に遅れている状況で、時期ありきで強行する姿勢は無責任である。

 今年度、非常勤等の保育士が大量退職した。その人数と合わせて現状は。

 退職者19名。現時点で10名補充し、人材確保に勤めている。

 基本方針では4月から引き継ぎ保育が開始される予定だが現状は。

 開発許可後、移管法人と協議し期間や手法等協議する。

意見 市は安心安全・子どもへの影響が出ないように進めるというが、既に悪影響が出ている。市民や現場にこれ以上負担を強いるべきでない。