市民クラブ

久保田 哲

野口 陽輔

公共施設の再配置について ほか

 施設整備を検討される際には、現場の意見をしっかり聞くということは、非常に大事な要素。ワークショップでは、様々な立場の方々に対し、広く意見を出していただくことが何よりも肝要。そのために何か工夫をされるお考えは。

 メンバーとして、市広報による公募に加え、交野市体育協会、また交野市文化連盟などの生涯学習関連の団体、交野市工業会や交野市商業連合会などの地域事業者の団体、加えて交野市区長会からも参画をいただくことを検討している。

 議論を進めていく中で、どういった部分に留意をして進めていくのかを聞く。

 基本構想の取りまとめに向けた議論の中では、的確な現状把握、分析と情報の共有ということが重要。それが、課題解決に向けた方策を利用者の目線を欠かすことなく検討できるものと考えている。

交野市役所本館交野市役所本館

手話言語条例について

 障がいのある方への施策については、国などの大きな方針、方向性がある。市としてどのように向き合っていくのかという視点、独自の視点を持つことも大切。施策等で何かあればあるのか。

 障がいのある方への施策において、大きく目指すべき点は、地域の一員として市民生活を送っていただくということが重要と考えている。当市独自の施策といたしましては、介護職員がたんの吸引等を行うために必要とされる基礎研修、並びに聴覚、言語機能、音声機能、視覚その他の障がいのため、意思疎通を図ることに支障がある障がい者(児)等に対しての、意思疎通を支援する人材育成の点から、朗読奉仕員の養成研修の実施も図っていく。

 前回、災害時の避難所での聴覚が不自由な方への、避難所での対応について伺った。避難所マニュアルにしっかりと記載してほしいとお願いした。その後の対応は。

 見やすい掲示や筆談を想定している。このため、職員向けに作成しております避難所の運営・管理マニュアルや避難所開設の手引きに、掲示板や筆談用具の確保について記載している。

 団体との協議を今後さらに深めていただきたい。聴覚障がい者団体との今後の開催の予定は。

 開催予定につきましては、他の障がい者団体への配慮も必要である。今年度中に1回から2回の開催を考えている。

要望 もう少し協議の頻度がほしいと思う。団体からのお声も聞いている。担当部がさらに調整して、聴覚の団体との意見交換を今以上に取り組んでいただきたいということをお願いしておく。