市民クラブ

野口 陽輔

久保田 哲

将来のまちづくりについて公共施設を多目的に活用すべき ほか

 将来、人口減少、少子高齢化などが予測されており、社会経済情勢の変化からも今後の公共施設の需要が変化していくことと 思われる。こうした中で施設の利用を多目的に活用することが、市民ニーズに応えるとともに、市としても財政面的効果もあると考える。現在、交野市公共施設等総合管理計画の策定をされておられるが、公共施設の多目的な活用についてどのように考えておられるのかをお聞かせいただきたい。

 公共施設等総合管理計画は、公共施設等の全体を把握し、将来のまちの姿も見据えながら更新などを計画的に行うことにより 、財政負担の軽減・平準化とともに、最適な状態で施設を保有、運営、維持するための全体的な取り組みを推進し、時代に即したまちづくりを行っていくためのものである。公共施設の多目的な活用は、施設利用者にとっても利便性を高めることが考えらる。今後の公共施設のあり方を検討する上で、多機能化や複合化、またそれに伴う安全面の確保等も考慮 しながら、合理的な再配置を検証していく必要があると考える。公共施設等総合管理計画やその後の個別の計画の策定におきまして、こういった観点を考慮し、あらゆる角度から現状を把握し、最適な公共施設の配置を実現できるよう取り組んでまいりたいと考えている。

道路照明道路照明
道路照明のLED化を計画的に推進すべき 

 周辺各市においては道路照明のLED化が進んでいるようである。交野市においては、過去の質問では灯具交換などのタイミ ングでLED化への変更を実施しているとの答弁をいただいているが、防犯灯のLED化が終了した後には、道路灯についても計画的に変更すべきと考えるが市の考えをお聞かせいただきたい。

 健全に稼動している水銀灯を交換することとの費用比較から、灯具交換時にLED化するといった方針で進めてきた。議員の ご質問にもありますように全国的にLED化が進んでいる。またLED照明は電力消費が少ないことなどからコスト縮減が当然期待できるものである。そのような状況を勘案し、議員のご提案にありますようなリース方式による整備も含め検討し、効果的なLEDの整備、運用ができるように図ってまいりたい。