新世の会
内藤 智司
内藤 智司議員


本庁舎ZEB化改修工事
早期に事業やめるべきでは

 本庁舎は令和3年度に35億円をかけて耐震化工事を終えたところであり、更に20億円をかけてZEB化改修工事を行う必要は全くない。また、その設計委託料は、5年度に不足分の約1億6000万円を他の事業から予算流用した上、調査委託費と名を変え、5年度分の国庫交付金5000万円を充てて既に執行されており、議会の議決がないがしろにされていると感じる。
 6年8月6日には庁舎ZEB化の基本設計・実施設計の中止及び改修工事計画の予算措置に反対する申し入れを行っている。今後ZEB化改修工事費の予算が提案されても、否決されれば設計にかかった費用も無駄になる。実施中の設計を早期にやめたほうがよいと考えるが、市長の見解は。

市長 地球温暖化対策として脱炭素化に誰もが自分事として取り組むことが重要と認識している。本庁舎をZEB化することは、行政が率先して取り組んでいくという意味で重要な施策である。現在実施中の基本設計業務が9月末には仕上がる予定であり、そこで改修工事の詳細やその費用、光熱水費の削減額等が明らかになる見込みであることから、その結果を精査、検討した上で、今後の方向性を示したい。

〈他の質問項目〉
・めぐるNARA2027
・柔軟な働き方について
・今後の教育に対する新しい学校校舎について