自由民主党
山本 憲宥
山本 憲宥議員


1億6000万円の
高額な予算流用の理由は

 本庁舎ZEB化改修工事に伴う基本設計・実施設計業務委託の一般競争入札の公告日は令和6年2月15日で、3月定例会の議案内示よりも早い日程であったことから、補正予算対応も含め、丁寧に事業を進めるための時間は十分にあったはずだが、なぜ議会に説明・報告もなく、約1億6000万円もの高額な予算を流用により措置したのか。

市長 事業者からの助言で急きょ市庁舎ZEB化可能性診断調査を実施することとなり、令和5年12月28日に調査が完了した。本庁舎ZEB化に向けた基本・実施設計費として既に国の交付金の交付決定を受けていたため、年度内に事業契約を締結する必要があり、遅くとも令和6年2月15日には入札の公告を行う必要があった。調査結果から、基本・実施設計に1億7000万円余りが必要であり、予算が不足することが判明したが、3月定例会での補正による予算措置では時間的に事業者との契約は難しいと判断し、予算流用により不足する予算額を補い事業を進めることとなった。

〈他の質問項目〉
・大和西大寺駅北側市有地有効活用事業について
・公共交通問題について
・上下水道事業の経営戦略