自由民主党
森田　一成

問　七条地区を前提としてクリーンセンター建設事業が進められているが、七条地区は平城京の南端にあった羅城門とそれに続く朱雀大路が隣接する地域であり、都の威厳を示す玄関口であった。建設計画策定委員会はこの七条地区での計画を容認したが、議会が３月定例会で関連予算を減額修正した真意を理解できていないと言わざるを得ない。
　この定例会では、七条地区での建設に反対する請願も採択されており、議会として明確に反対を示したことになる。環境清美工場の現地建て替えも含め、今後どのように事業を進めるのか。

市長　民法上の和解契約と同等の効力を有する公害調停条項に規定する環境清美工場の移転は必須であることから、現地建て替えの考えはない。
　請願にある懸念を一つ一つ払拭し、地域の方々に七条地区の合理性などを詳細に説明していく必要がある。

〈他の質問項目〉
・教員の働き方改革について
・ふるさと納税について
・小中学校へのエレベーター設置について

平城京羅城門跡公園の石碑（西九条町）