自由民主党
道端 孝治
道端 孝治議員


自らの公約を反故にした
市長の多選の弊害は

 仲川市長は平成21年初当選の折、在職3期以上の多選は弊害が多いため、多選を禁止するとの公約を掲げていたが、市長は就任当初の公約を反故にして現在、在職4期目となっている。4期目の市長の政治姿勢を目の当たりにしている我々としては、とりわけ市政における意思決定の独善化と職員の士気低下が顕著にあると感じている。市政における重要な案件の意思決定の過程について、市長が独善化していないか。組織として手順にのっとった意思決定はなされているのか。

市長 多選をするということが、意思決定の硬直化やなれ合いを生み出すことであってはならないと考える。利権やしがらみのない政治を実現するという、15年前に掲げた初心を決して忘れることなく取り組まなければならないと改めて肝に銘じたい。
 行政における意思決定は、企画立案から方針決定まで、各段階で打合せ、協議、更には起案・決裁を経ながら行われるが、置かれた状況や政策によってボトムアップとトップダウンのどちらが望ましいのか変わってくるものだと考える。組織の風通しを良くし、職員が感じた住民ニーズや業務改善の提案を酌み取ることについては努力したい。

〈他の質問項目〉
・能登半島地震の対応
・教育委員会の独立性
・教員の児童盗撮について
・給食アレルギー表の誤表示