問 市西部の歴史を発信していくため、富雄丸山古墳の今後をどう考えるか。
市長 富雄丸山古墳は直径約86メートルに及ぶ県最大の円墳と見られており、古代史解明に重要な古墳と認識している。今後の活用を進めるための発掘調査を含めた調査の実施を計画したい。
西部地区における歴史的な価値、文化財の価値も光を当てていくことが大変重要と考える。
市が行う発掘調査には市民などに見学や、調査の参加体験の機会を提供するなど、発掘そのものを文化観光資源として位置付け、奈良でしか出来ない古代遺跡の活用を図り、市西部地域の文化遺産の新たな魅力発信につなげたい。