問 国道306号鈴鹿亀山道路は、鈴鹿四日市道路や新名神高速道路と接続する自動車専用道路です。その本線と、(仮称)川崎下庄線ICに接続する川崎庄内バイパスは、どのように事業を進めますか。また、川崎庄内バイパスは鈴鹿亀山道路と同時に全線開通を目指すのか、お伺いします。
答 川崎庄内バイパスは、これまでに道路予備設計、路線測量を実施し、令和7年度は地質調査を行い、今後は道路詳細設計、用地測量、用地買収、工事の順で進めます。加えて、鈴鹿亀山道路のアクセス道となるバイパスの一部と鈴鹿亀山道路を一体として、用地買収を進めます。周辺道路への影響の大きさを考慮し、川崎庄内バイパスと鈴鹿亀山道路の同時期の全線開通を目指しますが、部分開通となる場合は交通安全対策をしっかり検討します。
国道306号川崎庄内バイパス
国道306号における安楽橋付近から鈴鹿市東庄内町内までの区間が、人家密集地域を通過し、道路線形が悪く、安全で円滑な交通に支障をきたしていたことから、令和2年度にバイパスとして事業化された、約3.2kmの区間のことです。
鈴鹿亀山道路
鈴鹿市街から亀山JCTに至る10.5km の自動車専用道路のことです。この道路の整備により、新名神高速道路や東名阪自動車道、現在事業中の鈴鹿四日市道路と繋がり、東西軸の広域的な幹線道路ネットワークが形成されます。