問 学校の部活動は、生徒の自主性や連帯感を育み、教師との良好な関係を築く場です。教員の働き方改革等により、部活動の地域移行が進んでいますが、指導者確保等の課題のほか、部活動を重視する教員のやりがい低下も懸念されます。これらの課題に対する今後の取り組みをお尋ねします。
答 地域移行を進めるに当たっては、指導者の人材バンクの設置や県独自の補助金による市町への支援のほか、保護者負担の軽減等を国に要望しています。また、休日指導を希望する教員が地域クラブ等に携わることができるよう、「兼職兼業」許可の基準モデルを市町に示しており、18市町で81人が指導に当たっています。今後も、生徒と教員がより良い環境で地域クラブ等への携わり方を主体的に選択できるよう、取り組みを進めます。