問 児童相談所では、個々の事案が重く、児童虐待相談対応件数が高止まりするなど、業務が過大となっている中で、経験年数が5年未満の児童福祉司が7割を占めており、厳しい状況です。人材は財産です。経験年数の浅い職員の、人財育成の取り組みについて伺います。
答 児童相談所職員の専門性と組織対応力を高めるため、令和6年度に「三重県児童相談所職員人材育成計画」を策定し、経験年数に応じた階層別研修等を体系的に整理しました。また、職員自らが有識者を招いて研修を企画するなど、研修機会も拡大するほか、職員のスキルや知識を登録し、担当業務の範囲を超えて助言を行うサポート登録制度も導入しました。現場の意見を反映し、有識者からも助言を得て、今後も人材育成を進めます。