問 県は、各市町が運用する「認知症高齢者等SOSネットワーク」の実態をしっかりと把握できているのでしょうか。SOSネットワークが整備されるとともに、それが機能していることが重要です。県内の認知症高齢者等SOSネットワークにおける県の役割や課題、今後の展開について伺います。
答 SOSネットワークが適切かつ効果的に運用されるよう、市町担当課が出席する「認知症市町連絡会」に本年度は三重県警察にも参画を依頼したうえ、改めてSOSネットワーク等の役割について周知・確認等を行います。
今後は、各市町における認知症高齢者等の行方不明の実態や取組状況などについても把握するとともに、好事例の横展開を行い、早期発見・保護のための体制の充実に努めます。
認知症高齢者等SOSネットワーク
認知症高齢者等が行方不明となった際に早期発見・保護等を行うための仕組みとして、厚生労働省通知に基づき、市町が実施主体となり運用されています。行方不明の高齢者等が発生した場合、捜索届を受けた警察もしくはご家族等から市町を通じて関係機関にも情報が共有され、早期発見につなげるものです。