問 県は、飼い主のいない猫を対象にTNR活動に取り組んでおり、ボランティアは、その対象外である、飼い主の飼育能力がなくなった飼い猫についても、費用を負担して捕獲、運搬、不妊・去勢手術を行っています。殺処分される猫を減らすためには、県とボランティアが連携して取り組むことが効果的だと考えますが、今後の県の方向性をお聞きします。
答 ボランティア団体は、猫の地域での動物愛護管理の推進に主体的に関わっていただいています。継続的にTNR活動を推進するには、県や市町のみの取り組みでは限界があるため、引き続き、地域やボランティア団体と連携して、人と動物が安全で快適に共生できる社会の実現を目指します。
TNR活動
飼い主のいないノラ猫に不妊・去勢手術を行うことでさまざまなトラブルの軽減を図り、一代限りの命を見守る活動のこと。不妊・去勢手術を施した猫は、目印として耳先を小さくカットします。