問 能登半島地震では道路だけでなく港湾も被災し、車両や船舶による人命救助や救援活動などに支障をきたしました。熊野灘沿岸部には能登半島と類似した地形があり、孤立地域の発生が懸念されますので、いざというときに円滑にヘリコプターを運用できる体制整備と、その運用の実効性を高める取り組みについてお聞かせください。
答 県では、警察や海上保安庁などとヘリコプターによる救助訓練を行うなど、連携の強化に取り組んでいます。また、市町が新たに離着陸場を指定する際などに助言を行うとともに、必要に応じて現地調査も実施しています。今後もこうした取り組みを継続し、ヘリコプターによる救助活動を円滑に実施できるよう体制の強化に努めます。