津田　健児

問　三重県ひきこもり地域支援センターの相談件数は伸びておらず、民間委託している他県の相談件数との差は歴然としています。ひきこもり支援に関わる人には、それなりの思い入れが必要です。助けたくても助けられなかった経験、県や市に相談しても助けてもらえなかった経験がある人ほど、困っている人を放っておけないのだと思います。そういった差が数字に表れているのではないでしょうか。同センターの民間委託について県の考えをお聞かせください。

答　三重県ひきこもり地域支援センターでは専門職を年々増員し、相談日数や時間を拡充するなど、相談体制の強化を図ってきました。しかし、市町等でも相談対応していることを考慮しても、相談件数は増加傾向ながら不十分だと認識しています。同センターは、ひきこもり当事者やその家族にとって、より相談しやすい窓口となることが求められているため、他県の運営状況も参考にしながら、民間委託も含めてより良い運営方法を検討していきます。

その他の質問事項
○キャリアコンサルタントを活用した就学率向上について
○母語教育の研究について　ほか

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