問 厚生労働省は、今冬は新型コロナウイルス感染症が感染拡大し、季節性インフルエンザと同時に流行する可能性があると発表しました。コロナ禍においては、医療現場のスタッフや病床等が不足し、自宅や宿泊施設で療養を余儀なくされるなどの問題が生じました。現在も新型コロナウイルス感染症の影響で通常医療が圧迫されている実態がある中で、今後の大規模な同時流行に備えるための医療体制は整っているのでしょうか。知事の認識を伺います。
答 5月8日に新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが変更されて以降、発熱時に対応できる医療機関の拡大に向けて取り組んだ結果、その数は大幅に増加しました。新型コロナウイルス感染症と季節性インフルエンザの感染防止対策は同じであり、手洗いやマスクの着用等が重要です。今後、仮に感染者が増えてくる局面に入った場合には、県民の皆さんに感染防止のための対応をお願いしたいと考えています。