問 今年8月の台風第7号により、度会町では大きな被害が発生しました。三瀬谷ダムでは台風のピークの前日に事前放流が実施されましたが、ダムの水位の変化はわずかなものだったようです。知事は台風被害の現地視察の際に、三瀬谷ダムの事前放流の在り方について検討する旨の発言をされましたが、現在の検討状況をお聞かせください。
答 県と国および中部電力の3者で治水協定を結んでおり、その協定に基づいて今回も事前放流が実施されました。今後、事前放流により確保できる貯水可能容量の増加などに向けて調整を進める予定です。なお、ダムの貯留機能には限界がありますので、耕地における貯留なども含めて議論し、浸水被害の減少に向けて取り組みます。