問 令和5年8月末現在の特殊詐欺の認知件数・被害額は、昨年の同時期を大きく上回っています。被害者の7割を高齢者が占めていますが、発生件数が大幅に増加している架空料金請求詐欺については年齢を問わず被害が増えています。県はこの特殊詐欺の被害増加の原因をどのように捉えているのでしょうか。今後の対策と併せてお聞かせください。
答 犯人グループが悪事の練度を上げているのに対し、いまだ多くの県民に「自分は被害に遭わない」という思い込みがあることなどが増加要因と考えられます。今後、防犯機能付き電話機の普及促進や発信力の高い広報啓発活動などにより、県民が犯人グループからの電話を受けない、かつ県民の警戒心・抵抗力を向上させる広報啓発を強化して被害防止に取り組みます。