問 「well-being」という概念が、政策形成の指標として日本でも活用されています。体が健康で自分が得意なことができ、それが人の役に立ち自分の役割となり、生きがいにつながりさらに元気になるといった、循環型の幸福を生活の一部に取り入れることができれば、生活の満足度が持続するのではないかと考えます。well-beingに対する知事の見解をお聞かせください。
答 昨年度に策定した「強じんな美し国ビジョンみえ」では「将来世代も含め、県民の皆さんが未来に希望を持ち、幸福を感じながら、元気に、かつ安全・安心に暮らすことができる持続可能な地域」をめざすこととしており、これはwell-beingの概念と共通するものだと考えています。今後も、この概念を軸に、県政を展開していきます。
well-being
世界保健機構(WHO)憲章の前文の「健康」の定義において「肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも満たされた状態にあること」を示す概念とされています。