問 ユニセフ(国連児童基金) の格付けによると、日本の育児休業制度は世界1位と評されています。しかし、男性の育休取得率の実態は約14%と先進国では最低水準であり、制度はあるが取得できる風土がありません。男性の育児参画を進めるためには、社会全体の意識を変えていくことが重要ではないでしょうか。知事の考えを伺います。
答 育児の負担が女性に集中しており、社会全体の構造・意識を変えていく必要があります。男性の育児参画を進めるためには、所得の保障と企業の理解が重要であると考えています。国において給付面の強化に向けた議論が進められていますので、県では、企業との意見交換の場を設けるなど、男性の育児参画の促進に向けた働きかけを行っていきます。