問 温泉は、古来より人々の心身を癒してきた、日本人にとって不可欠なものであり、観光振興の面で重要な役割を果たすと考えます。現在、温泉の文化的価値を見つめ直し、次世代に継承するために、「温泉文化」のユネスコ無形文化遺産登録を目指す動きがあります。「温泉文化」の登録について、知事の思いをお聞かせください。
答 県内に多数ある温泉は、重要な観光資源です。三重県は「『温泉文化』ユネスコ無形文化遺産登録を応援する知事の会」に参画しており、4月の総会では、関西・大阪万博での温泉文化の発信を提案しました。ユネスコ無形文化遺産登録により、県内温泉地のさまざまな取り組みにさらに弾みがつくことを期待します。