第4回「みえ高校生県議会」を開催しました
8月22日、三重県議会議事堂で「
みえ高校生県議会」を開催しました。この取り組みは、広聴広報活動の一環として、高校生に議会活動を体験してもらうことで議会に対する関心を高めてもらうとともに、高校生の意見を直接聴くことで議会での議論に反映していくことを目的に開催しています。平成26年度に初めて開催し、4回目となる今回は、県内8校から26人の高校生が参加しました。
<画像をフルサイズで見る>
みえ高校生県議会は本会議さながらの形式で行い、4人の高校生が交替で議長役を務め、高校生議員が県政に対する質問を行い、常任委員長・副委員長が答弁を行いました。
高校生議員からは、三重県の移住施策に対する具体的な提案とともに、「観光が三重県への移住のきっかけになるのではないか」と
いう質問があり、「移住先として三重県が選ばれるためには、観光で訪れてもらうなど、多くの人に知ってもらう必要があることから、引き続き、三重の魅力を情報発信していく」と総務地域連携デジタル社会推進常任委員長が答えました。
<画像をフルサイズで見る>
また、「南部地域やへき地で安心できる生活を送るために、訪問医療を充実させてはどうか」と質問があり、医療保健子ども福祉病院常任委員会副委員長が、へき地医療拠点病院への医師派遣や遠隔診療の事例を紹介するとともに、「地域にふさわしいバランスのとれた地域医療提供体制の構築に向けて、しっかりと調査・議論を深めていく」と答えました。
このほか、防災、児童虐待防止、勉強法等について質問がありました。
なお、質問作成にあたっては、「事前説明会・相談会」をオンラインで開催し、議員が直接、質問作成にあたっての心構えを伝えるとともに、質問(案)をさらにブラッシュアップするためのアドバイスを行いました。
高校生議員の質問や提案は、自分たちを取り巻く環境や三重県の状況、他県の事例、統計等をしっかりと調べ、議論を深めてきたものであり、県議会にとって大変重要なものばかりでした。いただいた質問や提案は、今後の議会での議論にしっかりと繋げていきたいと考えています。
当日の様子は、県議会ホームページの「
みえ高校生県議会」からご覧いただけます。
<画像をフルサイズで見る>