問 県内の柑橘産地では、生産者の高齢化や担い手の減少により、生産量が減少しています。このような中、令和5年度に「全国カンキツ研究大会」が三重県で開催される予定であり、本大会を契機とした柑橘生産の発展が期待されますが、本大会の開催テーマと今後の柑橘生産の課題への取り組みについてお聞かせください。
答 本大会では、柑橘産地の課題を踏まえ「省力化に向けたスマート技術の導入」と「需要に応じた売れる商品づくり」をテーマに設定する予定です。大会の開催に向け、財政面と人材面の支援を行い、開催後には、全国の柑橘主産県の取り組みの情報や知見を生かして、スマート技術の導入に向けた園地整備や販売戦略の強化に取り組みます。