問 コロナ危機は萬古陶磁器産業にも大きな打撃を与えています。土鍋の原料であるアフリカ・ジンバブエ産のペタライト鉱石が不足・高騰する中、製品価格への転嫁は難しく、業界は大変厳しい状況にあります。
コロナ危機や国際情勢の変化による原材料の高騰に対する、代替品研究を含めた県の支援についてお伺いします。
答 コロナ禍でペタライト鉱石の採掘遅延等の影響が出ており、在庫の枯渇が懸念されています。
県では、県工業研究所が設置する「みえ産学官技術連携研究会」において、陶磁器業界と一緒に代替原料の研究や、ペタライト鉱石の使用量削減の研究に取り組んでおり、早期の商品化を目指すとともに、経済的支援も含めた総合的な支援を行っていきます。